- 学生の時に部活をやっていて、それからずっと痛む
- 姿勢を気をつけようとすればするほど腰が痛くなる
とお話をいただきましたので今回はその原因と対策をご説明させていただきます。

こんにちは。
こんにちは。整体院Body Make Salon R 見明 大(みあけ だい)です。
- 学生の時に部活をやっていて、それからずっと痛む
- 姿勢を気をつけようとすればするほど腰が痛くなる
このようなお話をいただきましたので、ご説明させていただきます。
今回、30代女性のお客様からお話を聞いていくと、
学生の時から腰痛があり、手術を3回ほど受けた。学生時代に体操競技をやっていて、痛みがある中でも痛み止めを飲みながらなんとか練習していた。引退してからも日常生活での痛みはなかなかとれず、座っている、立っていることが辛い。とのこと。
今まで姿勢良く生活しようを思って生活していたことや体操競技での姿勢はかなり重要とされるものだからより意識していた。
仕事で子供達に体操を教えているから指導がしっかりできるようになりたい。子供達には怪我なく体操をさせてあげたい。
とお話しをいただきました。
全身を確認しながら施術をしていくことで繋がりが見え、原因がわかりました。
今回は、
① 今回の腰痛の原因とは?
②今回の腰痛の改善策は?
③腰痛に対するエクササイズの紹介
についてお話しいたします。
①今回の腰痛の原因
今回のケースでお話しさせていただきますと、
手術を3回ほど行っており、
1度目は背骨を固定するから手術
2、3度目はその固定しているボルトが壊れてしまったため、取り出す手術をしています。
これを聞いて皆さんはどう思いますか?
ボルトが壊れてしまうほどの負担ってなに???
って思いませんか?
僕もお話を聞いたときはびっくりしました。
それだけ、学生時代の体操をハードに行っていたということにもなりますが
手術をしても、繰り返し同じところに負担がかかってしまっていたら手術をしてもまた繰り返すということにもなります。

体操では、姿勢はかなり重要視されますから、幼いころから姿勢を意識していた。
とお聞きしました。
姿勢を意識することはとても大事ではありますが、それは本当に正しい姿勢ですか??
周りから姿勢悪いね。と言われて気にしている方も多いと思います。

みなさん、どれが当てはまりますか??
今回は、この正しいと言われる姿勢のイメージがズレてしまったことで、腰への負担が減らずに体操を続けていたことによって手術をすることになったと考えられます。
また、背中・腰・骨盤を丸めることができない、背骨の硬さがあったことも問題になっていました。
今回のケースでは、かなり反り腰が強かったです。後ろに反ると痛みが出てきてしまっていました。
そうすることで腰の筋肉が頑張りすぎてしまい、身体を動かすときに痛みが出てしまっていました。

また、背骨が硬いことで、胸を張ることができず、腰だけで姿勢を良くしようなってしまい、反り腰になってしまった。と考えられます。
本人も胸が張れないことに気づいて、今では少しずつ自分で動かせるようになっています。
②今回の腰痛の改善策とは?
先ほどもお伝えしたように問題点は3つありました。
- 背骨が硬くて胸が張れない。
- 背中・腰・骨盤を丸められない
- 姿勢のイメージのズレがある
1つ1つ簡単に説明させていただきます。
胸の硬さからお話ししますと、
体操はよりしなやかな動きが求められ、関節の動く範囲も求められます。
そんな中、胸が張れずに後ろに反ろうとするとどうなるでしょうか?
痛みが出る部位は人それぞれですが、
特に腰の中でも下の関節が痛みが出てしまうことが多いです。

例えるなら、
会社でサボっている窓際社員と一生懸命働いている過労ギリギリの社員がいるとします。

これでいうと、
窓際社員は固くなっている胸、過労ギリギリ社員は腰になります。
過労ギリギリ社員に休みを与えても(手術)仕事量(負担)が変わる訳ではないので
休み明け数日でまた疲労(負担)が溜ってしまいますよね。
そもそも、その仕事量をサボっている窓際社員にやってもらえれば、過労にならないんです。
解決案をお話ししますと、
窓際社員(胸)に過労ギリギリ社員(腰)の仕事量を与えてることで腰が動きすぎてしまう負担を抑えることができ、痛みが出にくくなります。

なので、痛みが出ている部分とは他の部分の硬さが原因で症状が出てきていた。
と考えられます。
背骨、腰、骨盤を丸められない、姿勢についてお話ししていきます。
今回のケースでは、腰を反ることで痛みが出てきてしまっていますが、
身体を丸めると痛みがほとんど出ません。
ただ、今回の方は普段の姿勢がずっと反り腰だったんですね。
痛みが出る=負担になっている
と考えられるので普段の反っている姿勢から常に負担になっていました。
この時の痛みは、ずっと腰を反った状態で固めてしまっていたため、その時に働く筋肉が原因でした。
今まで姿勢を保つためにガチガチに固めていた筋肉が無理に伸ばされてしまって痛みが出ていたんですね。
この筋肉を緩めることで、痛みなく身体を丸めやすくなり、痛みが徐々に引いてきました。
身体を丸めることで腰を反る時に頑張っていた筋肉が休まる時間にもなります。
そうすることで、筋肉の硬さが徐々に落ち着いてきて、痛みが出にくくなってきます。
ただ、長い期間反っていたため、腰の筋肉の硬さも影響して、丸める感覚というものがわからなくなっていました。
少しずつ練習することで丸める感覚を掴んでいき、自宅で座っているとき、家事をしているときの痛みは楽になってきた。とお話しをいただきました。
身体の動く範囲が広がることで、姿勢を変えることができますし、負担になる姿勢を避けることもできます。

胸が張れない、丸められない、姿勢はよくしなきゃいけないが重なっていくとどんどん反り腰が強くなってしまいます。
もちろん、良い姿勢でいることは非常に大事ですが、ずっと頑張った姿勢をとっていることは身体への負担になることもあります。
まずは、本当にいい姿勢なのか、反りすぎていないか、丸まりすぎていないかなど1度、姿勢を確かめるタイミングになっていただけたら嬉しいです。
反り腰で腰痛がある方は1日の中な数回も良いので身体を丸める体操を行ってみてはいかがでしょうか?

③腰痛に対するセルフケア紹介
①動かないとやばい骨盤の動き(座位編)
②胸腰椎のストレッチ&トレーニング
③反って腰痛の方必見!サボり筋トレーニング(腸腰筋編)
④反り腰必見!お腹周りのサボり筋トレーニング(腹横筋・多裂筋編)
まとめ
今回は、
①今回の腰痛の原因とは?
②今回の腰痛の改善策は?
③腰痛に対するエクササイズの紹介
についてお話させていただきました。
それぞれのセルフケアをご紹介しましたが
これらのストレッチで改善しない場合は他の場所に問題がある可能性が考えられます。
その際は当院でお役に立てることがありますのでぜひご相談ください。
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